PCゲームを録画する
ゲーム画面・ゲーム音声の録画にNVIDIAのShare機能(ShadowPlay)を使用しています。
NVIDIAのGeForceグラフィックカードで使えます。
システム要件:https://goo.gl/mqCggX
ゲーム内への影響が数パーセントという、非常に軽い録画ソフトです。最大ビットレートは130Mbps、解像度は4Kまで対応しています。
実況音声を録音する
僕の場合は、ゲーム音声と実況音声は分けて録音しています。理由は、分けたほうが編集しやすくなるからです。例えば、実況中に咳払いをした場合でも、分けて録音している場合は咳払いの部分だけをカットすることが出来ます。
これがもし、分けずに録音していた場合だと、咳払いの部分をカットすると、ゲーム音声までカットされてしまいます。
そのほかにも、ゲーム音声の音量調節と実況音声の音量調節を後から個別に行えるので、事前にゲームのオプション画面で、ゲーム音の大きさを調節する必要がありません。
使っているソフト
【追記・現在利用しているソフト】
動画内では「GTA5 警察官になる#70」から使っています。
Adobe Audition CCを利用しています。
非常に使いやすく、そして付属のプラグインがかなり優秀です。利用している付属プラグインは「マルチバンドコンプレッサー」と「ノイズリダクション」です。
特に「ノイズリダクション」が非常に優秀で、綺麗にノイズだけが消えてくれます。
【以前、使っていたソフト】
Audacity という超有名なフリーソフトです。エフェクトもたくさんあります。無料なら、これ一択だと思います。
音声は劣化しないように『WAV』方式で書き出します。
動画を編集する
Adobe Premiere Pro CCを使っています。
月額料金が必要となりますが、使い方がとても簡単で、UIも見やすく、初心者でも楽に使用できます。
▼学生・教職員の方はかなり安く買うことが出来ます。おすすめです。
動画のエンコードの設定
Adobe Media Encoder CCを利用して、エンコードを行います。CUDAエンコードです。
解像度 | 3840×2160 |
フレームレート | 60 FPS |
フィールドオーダー | プログレッシブ |
縦横比 | 正方形ピクセル(1.0) |
テレビ方式 | NTSC |
プロファイル | メイン |
レベル | 5.2 |
ビットレートエンコーディング | VBR、2パス |
ターゲットビットレート | 70 Mbps |
最大ビットレート | 70 Mbps |
オプション | 最大深度に合わせてレンダリング、最高レンダリング品質を利用 |
YouTubeの素晴らしいところは、ほかの動画サイトとは違い、ビットレートの制限がないところです。そして、「上限を引き上げる手続き」を取れば、動画時間は無制限、1本につき容量は128GBまでアップロード出来ます。
つまり、長時間の動画でも高画質を保ったまま、視聴者に届けることが可能なのです。
さらに、YouTubeでは「4K 60 FPS」の動画もサポートしているので、超高画質配信が可能です。
ただし注意点としては、YouTube側で再エンコードが行われるため、そのままのオリジナルなビットレートで動画が公開される訳ではありません。つまり、アップロードすると動画が少し劣化します。
だからなるべく、高いビットレートで撮影し、高いビットレートでエンコードを行い、画質の劣化を最小限に抑える必要があります。
上記のAdobe Premiere Proの廉価版ともいえるAdobe Premiere Elements 15 Windows/Macintosh版もあります。こちらは1万5千円で、永久ライセンスとなっています。
が、お勧めはしません。Elementsの方は動作がモッサリしていて、動画の読み込みも遅く、頻繁にクラッシュします。
使っているマイク
マイクは色々と買い替えてきました。最近になって、ようやく落ち着いて使えるマイクを見つけました。
AUDIX OM-5というマイクです。調べてみたところ、『けいおん!』というアニメでも登場していたようです。
超単一指向性ダイナミックマイクで、かなり綺麗に録音することが出来ます。
プロユーザーの間で大好評。各業界誌で注目を浴びる中、その音質と音のヌケの素晴らしさは目を見張るものがあります。はっきりした中域とハウリングに強いマイクであることにも注目。オンマイクで歌っても締まった低音を実現、大会場にもマッチします。
[追記]
現在は、AT4040を使っています。初めての本格的なコンデンサーマイクで、取り扱いが難しいです。特に、マイクとの距離やゲインの調節が慣れるまですごく大変でしたが、最近は慣れてきました。
コンデンサーマイクですので、48V電源が必須となっています。買う場合は注意してください。
・リファインされたDCバイアスタイプの大口径ダイアフラムがとらえる音はスピード感にあふれ、鮮烈かつナチュラルです。
・飛躍的に向上した低域特性、広いダイナミックレンジや目ざましい耐入力性能により、あらゆるシーンに適しています。
金属製ポップガードも忘れずに買っておくことをお勧めします。ポップガードはマイクの前に付けるものです。口から出る息がマイクに当たると、『ボコボコ』とした嫌な音が録音されてしまいます。ポップガードはそれを取ってくれます。
メッシュと金属製のがありますが、金属製がお勧めです。理由は洗うことが出来るからです。いつも清潔に保つことが出来るし、金属製のほうが音が綺麗に録音出来るようです。
使っているマイクアンプ
AUDIX OM-5を直接PCに繋ぐことは出来ません。まずは、マイクアンプに繋ぎます。マイクアンプは声の入力を大きく出来る機材です。小さく喋っていても大きく録音出来ます。
録音してから声を大きくすることも出来ますが、それをすると音が悪くなります。マイクアンプを使えば適切な音量で録音できるようになるので、録音時には必須です。
僕は以前までは、TASCAM オーディオインターフェイス DSPミキサー搭載 96/192kHz対応 USB2.0 US-366を使っていました。
今は、Focusrite ISA One 1chマイクプリアンプを使っています。少し高いですが、違いは歴然です。特に『声がこもる』とよく書かれている業界標準ダイナミックマイクであるSHURE SM58で使ってみたところ、まったく声がこもらなくなりました。非常に綺麗な音で録音できるようになったので驚きました。
声量がない人でもマイクアンプを使えば、こもらせずに録音出来るようになります。
使っているオーディオインターフェイス
マイクアンプをオーディオインターフェイスに繋げて使います。オーディオインターフェイスはPCへの音の出入り口に使われる機材で、一番重要な部分となります。
マイクアンプとオーディオインターフェイスが一緒になったTASCAM オーディオインターフェイス DSPミキサー搭載 96/192kHz対応 USB2.0 US-366を使っていました。
今は、RME Fireface UC 36チャンネル 24ビット/192kHz USBオーディオインターフェイスを使っています。僕からすれば非常に高価でしたが、とても満足しています。スピーカーに出力して高音質な音楽を楽しむことも出来るし、マイクの声も綺麗に録音出来るようになりました。
使っているヘッドフォン
スタジオなどに行けば絶対に置いてある、業界標準モニターヘッドフォンと言われているSONY MDR-CD900STを使っています。
本来はゲーム用ではないですが、ゲームプレイもこのヘッドフォンでしています。